この記事では、この悩みを解決します。
- ゲーミングPCってどれくらいで買い替えるの?
- パーツの寿命はどれくらい?
- 寿命を長持ちさせる方法ってある?
皆さん、ゲーミングPCの買い替え時期がどれくらいか知っているでしょうか?
数年前にゲーミングPCを購入して、買い替えを検討しているけどパソコンについてよくわからない、という方はたくさんいると思います。
とはいっても、ゲーミングPCの買い替え時期の目安は人それぞれです。
この記事では、あなたにあったゲーミングPCの買い替え時期、パーツごとの買い替え時期を紹介していきます。
また、今からでもできるゲーミングPCの寿命を長持ちさせる方法を紹介していきますのでぜひ参考にしてくださいね。
ゲーミングPCの買い替え時期は何年?
それではさっそく、ゲーミングPCの買い替え時期について解説していきますね。
ゲーミングPCの買い替え時期を考える際のポイントは下の3つ。
- 値段によって買い替え時期はまちまち
- 最新のゲームを快適に遊びたい方は2〜3年が目安!
- 古いゲームやあまり性能が必要のないゲームは壊れるまで!
ゲーミングPCの買い替え時期といっても全て同じというわけではなく、買ったPCやパーツ、またどれぐらいのパフォーマンスを維持したいかによって変わっていきます。
例えば、30万円程のゲーミングPCを購入すれば買い替え時期は5〜7年ほどが目安。
ですが、10万円台のPCを購入すれば多く見積もって3〜4年ほどを目安に買い替えるのがオススメです。
しかし、この買い替え時期はあくまで目安であり、性能や物理的な寿命を加味した買い替え時期。
実際には、どんなことをするか・どんなことを求めるかで大きく変わってきます。
最新のゲームを快適に遊びたい方は2〜3年が目安ですし、最新でなくともFPSゲームを高fpsで遊びたい人も同じぐらいが目安です。
逆に、古いゲームやあまり性能が必要のないゲーム(mmoやmincraft、RPGなど)だけ遊ぶ場合には、パソコンの物理的寿命(8年ほど)まで買い替えなくても大丈夫です。
逆に言うと、買い替えてもこれ以上快適にはならないので壊れるまで今使っているパソコンを使い切りましょう。
ゲーミングPC パーツごとの寿命の目安
上で紹介した通り、あまり性能を求めないのであれば、ゲーミングPCは寿命まで使い続けることができます。
しかし、どんな用途でパソコンを使用したとしても壊れる時は来ます。
なので、ここからはパーツごとの寿命と買い替えの目安についても紹介していきますね。
下の4つのパーツについてそれぞれ順番に紹介していきますね。
- CPU
- GPU(グラフィックボード)
- SSD、HDD
- メモリ
①:CPUの寿命の目安
- CPUの寿命=パソコンの寿命!
- あまり買い替える必要はないかも!
パソコンの計算をつかさどる頭脳である中央集積装置「CPU」。
もちろんゲーミングPCにおいて重要なパーツであるのは確かなのですが、そこそこのゲーミングPC(10万円〜)を購入しているのであれば買い替える必要はあまりありません。
なぜならば、まずCPUは故障しにくいので寿命が他の部品より長いことに加え、CPUを交換するときは、CPUを付けるための基板、マザーボードを交換しなくてはいけないためです。
CPUを交換するときは、基本的にはパソコンを買い換えるときだと思っていただいて大丈夫です。
また、ゲームによるのですが基本的には、CPUではなくGPUを重視する場合が多いです。
なのでCPUを買い換える時は、ゲーミングPCの性能に全体的に物足りなくなったとき、つまり買い換えるときだと考えておきましょう。
②:GPU(グラフィックボード)の寿命の目安
- GPUの寿命は2〜4年!
- どんな用途かで買い替え時期が変わる!
- GPUがパソコンパーツの中で一番壊れる!
パソコンの第2の頭脳であり、グラフィックを担当しているGPU。
そんなGPUの買い替え時期はパフォーマンス、性能的に見て2年、寿命的に見ると4年〜です。
まずパフォーマンス、性能面での買い替えについてですが、あくまで最新の3Dゲーム・FPSゲームなどの競技向け設定で遊びたい人が対象。
特に最近の3Dゲームの要求性能は凄まじく、3年前に発売されたミドルレンジ帯(10万円台のゲーミングパソコンに搭載されているもの)のGPUが最低設定時の要求性能になってしまうほどです。
なので、最新の3Dゲームを楽しみたい人のGPUは、2年程度といったかなり速いスパンでの買い替えになってしまいます。
次は寿命面での買い替えです。
ゲーミングPCの中で、X(旧twitter)などを見てると一番故障例が多いのもGPUです。
上では寿命を4年〜と書きましたが、個体差があり1、2年でぽっくり壊れてしまうということもザラにあります。
③:SSD・HDDの寿命の目安
- SSDは急に壊れる!
- HDDはゆっくり壊れるので大切なデータはHDDに!
PCのパーツの中でも、データの保存を担当しているSSD・HDD。
一番故障が怖いパーツです。
SSD・HDDの寿命は、SSDは4〜5年、HDDは3年ほどです。
寿命はこの通りですが、両方データを保存するパーツではあるのですが壊れ方に違いがあります。
HDDは物理的にデータをディスクに書いているので壊れる時はゆっくりと壊れていきます。
なので、壊れて捨てるときは、データが残っているのでしっかりとした破壊しましょう。
一方、SSDはSDカードの強化版のような感じであり、メモリにデータを記憶していくというシステムになっています。
なので、データのやり取りは早いのですが、壊れるときは一瞬にして、前兆なく壊れていきます。
最近のPCはSSDしか搭載されていないものも多いので、寿命の目安よりも早く買い換えるか、大切なデータはHDDに残しておくのをオススメします。
④:メモリの寿命の目安
- メモリの寿命は10年以上!
- だけどすぐに買い替えたくなるかも!
メモリは、PCの作業用テーブルのようなパーツ。
皆さんが一番早く買い替えたくなるであろうパーツです。
そんなメモリの寿命は、個体差によりますが10年以上です。
なので、急な故障さえなければ買い替えなくても大丈夫です。
ただ、ゲームをやるときに一番足りなくなるのはメモリです。
使い方にもよりますが、寿命が来ていなくてもメモリの容量が足りなくなって買い替えるというケースはあるかもしれません。
そんな場合でも、メモリはワンタッチで交換できるのでとても簡単ですよ。
ゲーミングPCの寿命を長持ちさせる方法
続いて、ゲーミングPCの寿命をできるだけ長持ちさせるための方法についても紹介していきますね。
紹介する方法は下の3つ。
- 掃除をこまめにする
- きちんと電源を切る、付けたり消したりしない
- マイニングなどで高負荷をかけない
それぞれ順番に解説していきます。
方法①:掃除をこまめにする
パソコンにとってホコリは天敵。
デスクトップパソコンを購入してから1年後、パソコンがホコリまみれになっているということも珍しくないのです。
とくに机の上に置いておくのではなく、床の上に置いてある場合は特にホコリがたまりやすいです。
ホコリはパソコンの基盤に入ってしまってショートの原因になってしまいます。
なので、パソコンは市販のエアダスターを吹きかけるだけでもよいので、こまめに掃除しておきましょう。
方法②:きちんと電源を切る、付けたり消したりしない
家電やパソコンは、基本的に年数で大体の交換年数の目安が設定されているのですが、HDD・SSDは違います。
車がkmでいろいろな目安になっているよう、HDD・SSDは、時間で交換の目安が設定されています。
基本的にメーカーがパソコンに設定している交換年数の目安は、「普通に使った場合」の年数が設定されています。
つまりパソコンを付けっぱなしにするということでSSD・HDDにだけ負荷がかかってしまい、寿命が短くなってしまいます。
なので、HDD・SSDのためにもパソコンを付けっぱなしにするのは避けるようにしましょう。
方法③:マイニングなどで高負荷をかけない
「どうせパソコンを買ったなら」といろいろなことに挑戦してみるのはとても大切です。
しかし元を取りたいからといって、マイニングなど無駄に高負荷なことをしてみるのはやめましょう。
上でもGPUは一番壊れやすいパーツと紹介しましたが、それは一番負荷がかかりやすいパーツであるからです。
そして、マイニングはGPUを常に100%の力を出させて行われます。
「マイニングってなんのこっちゃ」という方はこの項目についてはまったく気にしなくても大丈夫です。
しかし、少しでもゲーミングパソコンでマイニングをしてみようと思っている方は自己責任で行いましょう(メーカー保証外になることもあります)。
ゲーミングPCの寿命に関するその他質問
最後に、ゲーミングPCの寿命に関して、その他気になるポイントについても答えていきます。
- 中古パソコンの寿命はどれぐらいですか?
-
メーカーや販売店によって変わってくるのですが、1〜2年ぐらいと思っておきましょう。
パソコンが突如壊れるのは普通のPCもゲーミングPCも同じなのですが、その時の保証という面をみると、中古は新品にかなり劣ってしまいます(半年保証などが多いです)。
なので、もし中古PCを購入するときは次のPCのつなぎという気持ちで購入するか、有料の延長保障をつけることをオススメします。
- どうやって故障したパーツを特定しますか?
-
症状でネット検索するか、パソコンショップのパソコン診断を利用しましょう。
ここまで寿命や買い替え時期を紹介してきましたが、あくまで目安であり、どのパーツがいつ壊れるかはわかりません。
GPUやHDDのように故障が分かりやすいパーツは、症状でネット検索すれば特定できるのですが、素人では無理なものも出てきます。
そのような時は保証期間内ならメーカに保証に出す。
保証期間外ならパソコンショップなどでやっているパソコン診断を利用してください。
- 故障したパーツが分かった場合はどうすればいいの?
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デスクトップパソコンならネットで検索するだけで簡単に交換できます。
デスクトップパソコンはたくさんのパーツが1つの基盤に付いている形になっており、ワンタッチで交換できるものがほとんどです。
しかしそのパーツの場所が分からなくては交換できないので、「壊れたパーツ 交換」などで検索して調べてみましょう。
ゲーミングPCの買い替え時期は何年?寿命を長持ちさせる方法も紹介!まとめ
この記事では、ゲーミングPCの買い替え時期、パーツごとの買い替え時期を紹介させていただきました。
パーツごとの寿命はありますが、ゲーミングPCの買い替え時期を考える際のポイントは下の3つ。
- 値段によって買い替え時期はまちまち
- 最新のゲームを快適に遊びたい方は2〜3年が目安!
- 古いゲームやあまり性能が必要のないゲームは壊れるまで!
また、ゲーミングPCの寿命をできるだけ長持ちさせるための方法については下の3つ。
- 掃除をこまめにする
- きちんと電源を切る、付けたり消したりしない
- マイニングなどで高負荷をかけない
せっかくゲーミングPCを買ったのであれば、丁寧に使って長持ちさせてくださいね。
いま買い替えを検討している方も、パソコンを買ったばかりの方も自分にあった買い替えの目安を把握しておくことで、買い替える決心や次のパソコンに向けての貯金ができるとおもいます。
皆さんも自分にあったゲーミングPCの買い替え時期を理解して、よいゲーミングPCライフをおくってくださいね。