この記事では、この悩みを解決します。
- 初めてゲーミングPCを買いたいけどよく分からない…
- スペックは色々あるけど、どれを選べば良いの?
- オススメのゲーミングPCはある?
ゲーミングPCを購入しようと「ゲーミングpc おすすめ」と調べてみたらいいものの、いきなり「i5?」「ryzen5?」「グラフィックボードはどうする?まず何?」「SSD・HDD?」「CPUクーラーは?」と専門用語がたくさん出てて「どうすればいいの!」と困惑してはいないでしょうか?
ゲーミングPCを購入するときは基本的にBTOパソコンという店側が構築したPCを買うことになるのですが、現状選択肢が数多くあり値段もまちまちなので選ぶのが難しいです。
なのでそんなあなたのために、この記事では、初めてのゲーミングPCを購入するためのスペックの目安や選び方を紹介させていただきます。
初めてゲーミングPCを購入する場合のスペック目安や選び方
それではさっそく初めてゲーミングPCを購入する場合のスペック目安について紹介していきますね。
ゲーミングPCを購入する際に意識するべき項目は下の6つ。
- CPU
- グラボ(GPU)
- ストレージ(SSD/HDD)
- メモリ
- 冷却性能
- 拡張性、ケースの大きさ
それぞれの選び方やスペック目安を解説していきますね。
スペック目安①:CPU
◆選び方の目安
- intel、ryzenはあんまり気にしなくてOK
- 大抵のゲームはcore i5、ryzen5以上であればOK
- 最新型の2世代前までならOK(最新ならなおよし)
CPUとは、PCの頭脳でありゲーミングPCの中では重要なパーツ。
インテル入ってるで有名なintel社のcore iシリーズ・AMD社のRYZENシリーズがCPU市場の2強であり、PCのCPUを選ぶときはこの2社から選ぶことになります。
この2社の違いは多少あるにはあるのですが、難しいのであまり気にしなくていいです。
その時の値段で決めましょう。
CPU選びで大切なのは強さである性能(スペック)のグレードと新しさ(世代)です。
性能(スペック)のグレードの見分け方はというとryzen、intel、共通していて名称の後ろの数字の大きさでわかります。
3、5、7、9と上に行けば行くほど性能(スペック)はよくなっていきます。
そしてその数字は「core i5」「ryzen5」などと名称の後ろに表されます。
ざっくりなグレードの選び方の目安は大抵のゲームはcore i5、ryzen5以上であれば大丈夫。
ですがそれよりも新しさ(世代)の方が重要なんです。
CPUの進化は目まぐるしく早く、現行型でミドルグレードのcore i5の方が3年前の最上級グレードであるcore i9の方よりも性能が高かったりします。
見落としがちなのですが、グレードは単純に高ければいいというわけではないということ。
しかし新しさ(世代)は新しければ新しいほど基本的によいのです。(値段はどうしても上がってしまいますが・・・)
そして新しさ(世代)はグレードの後に続く型番を見れば簡単に分かります。
このように新しさ(世代)はグレードの次に来る数字の4桁目からの数字で何世代か判別できるようになっています。
これまたざっくりな選び方の目安ですが、現在のintelの最新型が14世代、ryzenが7世代なのでその3世代までなら大丈夫です(最新ならなおよし)。
スペック目安②:グラボ(GPU)
◆選び方の目安
- こだわりがないのならばGeForce RTX1択!
- RTX3060以上を選んでおけば間違いなし!
- CPUとグラボのバランスを取ろう!
グラボことグラフィックボードは映像処理を行うこれもPCで大切な脳みそです。
人間の脳みそは右脳と左脳で役目が違うように、PCもCPUとグラボで違う処理をしながら、演算しています。
グラボの市場ではCPUと同じようにNVIDIA社の GeForce、AMD社の RADEON2強です。
しかし最近はNVIDIA社のGeForceがほぼ1強状態になっています。
しかもGeForceの方がゲームに強いということもあり、AMD社に強いこだわりがある場合以外はGeForceを選んでおけば間違いないです。
そしてNVIDIA社のGeForceというグラボの中にも、大きく2種類がありますが、RTXと名がついているグラボを選んでおけば間違いないです(RTX3060 RTX4070みたいな感じ)。
そしてグラボもCPUみたいにグレード、新しさ(世代)の見分け方があります。
数字の2桁目が新しさ(年式)で5、6、7、8,9と上に行けば行くほど性能(スペック)はよくなっていき、4桁目が新しさ(世代)が判別できるようになっています。
選び方の目安なのですが、CPUと同じように新しさ(世代)が肝心。
これを加味しざっくりとした選び方の目安は、最新世代の4世代の1つ前で6以上のグレードです。
つまり現在の場合はRTX3060以上であれば間違いないです。
最後に、CPUとGPUどっちもバランスをとらないと、足を引っ張って高い方が満足のいくパフォーマンスを出せなくなってしまいます。
とはいっても、BTOパソコンを購入する場合は、バランスが取れた構成になっていますので心配ありません。
スペック目安③:ストレージ(SSD/HDD)
◆選び方の目安
- 500GB以上は確保しよう
- HDDしかストレージのないPCは買うな!!
ストレージはパソコンのデータを記憶する媒体。
少し難しい表現ですが皆さんがいつも使うような表現をすると「容量」というものです。
スマホでよく64GB(ギガバイト)だったり128GBだったりとあると思いますがまさにそれです。
ストレージには2種類あり、それが冒頭でも触れたHDD・SSDというものです。
簡単にその2つを解説すると、SSDは読み込みが早いけど値段が高い、HDDは読み込みが遅いけれど安い、という感じ。
そんなストレージの目安は500GB以上あれば大丈夫ではありますが、ストレージはCPUやグラボなどと比べ1つ1つが安く、簡単に増設できるため、PC購入時にはあまり気にしなくてもどうにかなります。
しかしそんなストレージでも1つ注意点があります。
それはHDDしかついていないPCは絶対に買ってはいないということです。
よくある学校のパソコン室にある起動がやたら遅く、開いたと思ってもまだくるくるしているおんぼろPC、オンリーHDDです。
データの読み込みが遅いため、PC起動時間がSSDの約4倍ほどかかり、ゲームを起動するときもダウンロードするときもめちゃくちゃ遅いです。
ゲーミングPCを購入する際には、SSDだけのPC・SSDとHDDどっちもあるPCを選ぶようにしましょう。
スペック目安④:メモリ
◆選び方の目安
- メモリは16GB以上!
- その他のスペックは気にするな!
メモリは作業机のような感じ。
データを仕事量だとすると机が広い方が効率的に処理できますよね。
メモリはストレージと同じように記憶する媒体であるのですが、ストレージが長期間保存する媒体であるのに対して、メモリは短時間保存媒体です。
メモリを選ぶ時の目安は容量を重視して16GB以上を選びましょう。
その他にDDR4だとか速度早い遅いなどありますがあまり気にしなくていいです。
メモリはストレージと同じように1つ1つが比較的安く、簡単に増設できるためあまり注意をすることはないのですが、拡張性という面では少しストレージと違うため注意が必要です。
これは拡張性の項目でも触れるのですが、メモリの場合はストレージと違い、追加できるスロットに限りがありPCのパーツによっては拡張できないものもでできます。
なので動画編集や重いゲームをプレイしたいと思ってゲーミングPCの購入を検討している方は、最初から36GBを選んだ方がよいかもしれません。
スペック目安⑤:冷却性能
◆選び方の目安
- デスクトップのBTOパソコンを買う場合は気にしなくて大丈夫
- がっつりゲームをやりたい場合はデスクトップ1択!
PCパーツは人間と同じく動けば動くほど熱を持つようになります。
特にCPU、グラボは放っておくと100度を超えるほど熱を持ちます。
しかし人間は汗をかいて温度調節できるのと比べ、PCパーツは温度調節機能を持ち合わせていません。
なのでファンを付け、熱暴走しないようにする必要があります。
ですが、皆さんが購入を検討するようなBTOパソコンと呼ばれるデスクトップ型のゲーミングPCは、冷却システムが構築されているので、心配する必要がありません。
しかしノート型のゲーミングPCは排熱が追いつかなく、フルパフォーマンスを出せないことも多々あるので、がっつりゲームを長時間やりたいのならばデスクトップ型を購入した方がオススメです。
スペック目安⑥:拡張性、ケースの大きさ
◆選び方の目安
- ミドルタワーを選べば心配なし!
- 自分の都合に合わせて選ぼう!
ゲーミングPCは無限の可能性があり、様々な用途で使うことができます。
ゲームにはまりすぎて配信やyoutube投稿をするための動画編集を始めたり、ゲームをするつもりでゲーミングPCを買ったはずなのに音楽制作を初めて見たり、CG制作を嗜んでみたりと人によって様々ですが、共通することが1つあります。
それはいつか自分の使っているPCが性能(スペック)的に物足りなくなるということ。
その中でも足りなくなりやすいのが、前の項目で出てきたグラボ、メモリ、ストレージです。
ざっくり言うと、小さいゲーミングPCを買うのはできるだけ避けましょう。
ミニタワー、ミドルタワー、フルタワーと順でパソコンケースの大きさがあるのですが、ミニタワーほどの小さめのPCを買うと大きなグラボが入らなかったり、メモリを追加するためのスロットがなかったりと不都合が起こります。
なので目安としてはミドルタワー以上のPCをオススメします。
しかし値段やPCをおけるスペースに限りがある場合もあるので、あくまでオススメであり、買うのを全力で止めるレベルではありませんのでご心配なく。
更に上のスペックのゲーミングPCを検討するケース
基本的には上で紹介してきたスペックが目安になりますが、用途によっては更に上のスペックのゲーミングPCを購入した方が良いケースもあります。
そんな用途の例を3つ紹介していきますね。
- ゲーム実況配信をしたい場合
- データを大量に保存したい場合
- VRを遊びたい場合
それぞれ順番に解説していきます。
用途①:ゲーム実況配信をしたい場合
◆選び方の目安
- 新しい世代のcore/ryzen7以上で余裕をつくろう!
- メモリは36GBを確保しよう
ゲームをプレイしながら配信をしたい場合には、配信ソフトを起動しながらゲームを行うので、どうしても通常よりも特にCPUやメモリに多く負荷がかかってしまいます。
特にvtuberなどに挑戦してみたい方は配信ソフト以外にもトラッキングソフトなどが必須となるので、その分さらに高負荷になります。
その結果配信が落ちたり、ゲームがカクカクでスムーズに動かないといったトラブルが起きてしまいます。
なので、ゲーム配信をする前提でゲーミングPCを選ぶのならば、負荷に耐えられるよう、上で紹介したよりもCPUは最新か、1世代前のものでグレードも上のcore/ryzen7以上、メモリは16GBよりも多い36GB以上を目安にパソコンを選びましょう。
今回の場合は1つのPCでゲームと配信を同時に行う際の目安ですが、中には2つのPCを用意して配信とゲームを分ける方もいます。
用途②:データを大量に保存したい場合
◆選び方の目安
- 大容量で安価、そして急に壊れないHDDは長期保存には必須
ゲームプレイ動画、ゲーム実況をするために録画した素材、編集後の動画、サムネイルなどの画像、また失いたくない大量のデータ。
それらを長期的に保存したい場合、上で紹介したSSD500GBでは徐々に足りなくなってしまい、安い携帯みたいに容量のやりくりをする必要が出てきてしまいます。
なのでゲームをプレイするだけではなく、記録に残したい方や、家族の思い出など大切なデータを保存したいのであれば少なくとも1TB以上は容量を確保しましょう!
また、SSDは構造上前兆なく壊れてしまうので、重要なデータを長期的に残したい場合はHDDを強くおすすめします(HDDは壊れてもディスクに直接記録が残っているため、修復できる場合があります)。
用途③:VRを遊びたい場合
◆選び方の目安
- VRを快適に遊びたいならRTX4080以上!
VRを使用する場合は通常のゲームと比べ高度な3D技術を必要とするため、映像処理能力の高さが必要になります。
なのでより高性能なグラフィックボードが必要となります。目安としてVRchatをプレイする場合は上で紹介したRTX3060よりも新しいRTX4060、可能ならばさらにグレードの高いRTX4080以上を用意しましょう。
その場合はどうしても15万〜40万円ほどかかってしまうので、お財布とも相談して計画的に購入を検討しましょう。
初心者にオススメのゲーミングPC3選
最後にこれまで紹介してきた内容を踏まえて、初心者にオススメのゲーミングPCを3つ紹介していきます。
初心者にオススメのゲーミングPCは下の3つ。
- GALLERIA RM5R-R46 4500搭載
- GALLERIA XA7C-R47T
- GALLERIA RL7C-R45-4
順番に詳しく紹介していきます。
初心者にオススメのゲーミングPC①:GALLERIA RM5R-R46 4500搭載
CPU | Ryzen 5 4500 |
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グラボ | GeForce RTX 4060 8GB |
メモリ | 16GBメモリ |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
拡張性 | |
価格 | 134,979円 |
今回紹介した性能(スペック)を満たしながらも、134,979円というゲーミングPCとしてはかなりの低価格帯で抑えられたコスパ最強モデルです。
大手パソコン店ドスパラが提供するBTOブランド『GALLERIA』は、esports競技シーンにスポンサードしていたり、ゲームインフルエンサ―のコラボモデルを販売していたりと、ゲームをしている人がほとんど知っているといっても過言ではないほどの有名ブランド。
唯一の懸念点はケースがミニタワーになっており、拡張性があまりないということ。
ですが、そのことを加味しても胸を張ってオススメ出来るゲーミングPCです。
あの大人気ゲームマインクラフトも同梱しているところもオススメポイントです。
\公式サイトはこちら/
初心者にオススメのゲーミングPC②:GALLERIA XA7C-R47T
CPU | CPU Core i7-14700F |
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グラボ | GeForce RTX 4070 Ti 12GB |
メモリ | 32GBメモリ |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
拡張性 | |
価格 | 296,980円 |
続いて、2つ目に紹介するPCはGALLERIA XA7C-R47T。
このゲーミングPCはゲームだけではなく、上で取り上げたゲーム実況配信、VRなどで要求される高い性能(スペック)を必要とされる場面でもスムーズなパフォーマンスを出すことができます。
拡張性も申し分なく、ストレージもSSDが1TBと大容量、先ほど紹介したPCと同じGALLERIAであるため安心してオススメできます。
しかしどうしても296,980円という値段が購入のネックになることもあると思うので、自分の使用する用途を考えながら選択をしてくださいね。
\公式サイトはこちら/
初心者にオススメのゲーミングPC③:GALLERIA RL7C-R45-4
CPU | CPU Core i7-13700H |
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グラボ | GeForce RTX4050 6GB LaptopGPU |
メモリ | 16GBメモリ |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
拡張性 | |
価格 | 189,979円 |
最後は少し方向性を変え、ゲーミングノートパソコン「GALLERIA RL7C-R45-4」を紹介します。
スペック、冷却性能や、拡張性ではデスクトップ型のPCより劣ってしまうので単純なゲーミングPCとしてはあまりオススメしません。
しかし、このノートPCはゲーミングノートPCの中でも携帯性がよく、外出時に気軽に持って行くことができます。
ザインがとてもシンプルでゲーミング感がないため、大学用のパソコンとしても持っていくことができます。
昼は大学でレポート作成、夜は自宅でワイワイゲームと2パターンを1台でこなすことができるため、学生ライトゲーマーや出張先でゲームがしたい社会人の方に強くオススメできる1台です。
\公式サイトはこちら/
初めてゲーミングPCを購入する場合のスペック目安や選び方を紹介!!まとめ
この記事では、初めてのゲーミングPCを購入するためのスペックの目安や選び方を紹介させていただきました。
今回、選び方やスペック目安を紹介した項目は全部で6つ。
- CPU
- グラボ(GPU)
- ストレージ(SSD/HDD)
- メモリ
- 冷却性能
- 拡張性、ケースの大きさ
スペックは高いに越したことはないですが、値段もどんどん上がってしまうので、今回紹介したスペックを目安に選んでみてくださいね。
また、下のような用途でも使いたい場合には、少し高めのスペックを選んでおくのがオススメですよ。
- ゲーム実況配信をしたい場合
- データを大量に保存したい場合
- VRを遊びたい場合
上で紹介してきたスペック目安をもとに、初心者にオススメできるゲーミングPCはこの3つ。
- GALLERIA RM5R-R46 4500搭載
- GALLERIA XA7C-R47T
- GALLERIA RL7C-R45-4
拡張性や携帯性を考えて、あなたの使い方に合うゲーミングPCを選んでみてください。
もちろん店員さんに勧められたPCを購入するのもいいのですが、自分で理解しながら自分でPCを選ぶという方が後悔することが無いのでオススメですよ。
ゲーミングPCのような性能の高いPCが無いと、ゲーム以外のことでも十分に出来ないことも多く、今やゲーミングPCはゲーム専用というわけではないのです。
なので、自分の可能性を広げるためにもこの機会に是非ゲーミングPCを購入することをおすすめします。
では楽しいゲーミングPCライフを!!!